ジャーナリングが続かない理由と書く瞑想
書籍「書く瞑想」を読んだら、ジャーナリングが続かない理由がわかったので、やり方を変えて感情ジャーナリングを始めてみる話です。
目次
気になるジャーナリング
ジャーナリング、ずっとやってみたいと思っていました。
まいちんさんのvoicyで聞いてさらに気になって始めてみよう!と思い立って、とりあえずスモールステップで始めることにして手帳にその日あったことや気持ちなどの簡単な書き込みを再開したのが9月中旬。最近思うのが書き出す内容がネガティブな内容ばかり。ネガティブなことばかり書いてしまうとどんどん気持ちがネガティブに引っ張られていく感じがしませんか?今までも手帳にその日の出来事や気持ちを書き出してみるけど続かない。間をおいてはまた書きたいと再開するけどまた続かないを繰り返してきたなと思い出しました。そして気づく私。ネガティブを書き続けるのが嫌で続かないのでは??
「書く瞑想」を読んでみた
方法を考え直さないとまた同じ繰り返しだなと思っていた私ですが、そこで読んでみたのが「書く瞑想」という書籍です。
多分帯だと思うのですが、「自分を回復する技術」っていうのもこの書籍が気になった理由。
まず、この書籍は、真の気づきを得るための書くメソッド体系「感情ジャーナル」の手法を書いた本です。感情ジャーナルは下記の3つのSTEPから構成されています。
- 書く瞑想(毎日)
- 書く片付け(1ヶ月に1回)
- 書く習慣化(3ヶ月に1回)
STEP1.書く瞑想
ジャーナリングをしてみたい私はまずSTEP1の書く瞑想をマスターするぞと思いながら読み進めていました。すると、まさにこれは私の今の状態では?といった事柄が出てきました。ツァイガルニク効果です。
ツァイガルニク効果とは、旧ソ連の心理学者であるブリューマ・ツァイガルニクが示したもので、「人は達成できなかった事柄や中断している事柄の方を、達成できた事柄や完成した事柄よりも良く覚えている現象」です。
できたことよりできなかったことの方が印象が大きくなる。つまりネガティブばかり書いてしまうのはある意味仕方のないことだったということが判明しました。しかも私は遺伝子検査で損害回避性の傾向がかなり高めでかなりの心配性であるということも自覚しています。心配事、失敗したことなどは延々と忘れることができない性質なので余計でもネガティブに引っ張られがちです。(自覚はしています。自覚しているだけマシですかね・・・)
だから何も決めずに書くとネガティブな出来事しか出てこないわけです。納得。
そこで、STEP1の書く瞑想の感情ジャーナルでは認知の偏りのバランスを取るためにプラスとマイナスの両面から書くようになっています。今まで3gt(3 good things)を書くのが大変で続かなかった私が果たして書けるのか?という感じですが、書籍では書く手順もしっかりと紹介されていますので、とりあえず始めてみるつもりです。
STEP2.書く片付け
もし、STEP1を1ヶ月続けることができれば、次はSTEP2の書く片付けです。この書く片付けのステップはなんだかこう聞いたことがあるようなものが集まっていました。今までにやったことのある価値観マップの作成とか習慣化とか理想のビジョンを描くとか内省をするとか。
そう、今使っている自分軸手帳のワークとリンクしているところが多い!!現在、自分軸手帳部の7つの習慣実践サークルにも参加していますが、価値観マップは7つの習慣のミッションステートメントにもつながるところがあります。理想のビジョンや内省は自分軸手帳の毎月ある「今月の目標と振り返りページ」をかなり活用できそうです。今までやってきたことが少し繋がった感覚。そして世の中のよいとされるものは原則として変わらないんだなと思いました。それを実行できれば人生がより楽しいものになっていくとわかっているのになぜ私は続けられないんでしょうね・・・と思っていたら書籍に書いてありました。
大切なことは、価値観ー理想ー目標がつながっている状態を作ることです。
私はこの3つが言語化されて繋がっていないので納得感が薄く、続けられないのかもと感じました。
ちなみにSTEP1−2の例が第5章に書かれているのですが、そこに出てきた時短ワーママのタナカマイさん(38歳)、私のことかと思うぐらい共感しました。私ももうすぐ38歳の時短ワーママ。ここに書かれているワーキングマザーの焦燥感、達成感のなさ、不安、怒り、もうすべてがそう!そうなのよ!と共感の嵐。私もタナカマイさんみたいに価値観ー理想ー目標を繋げたい。
STEP3.書く習慣化
習慣化、よく聞く言葉です。そして私ができないものでもあります。今まで数々のやりたいことを3日坊主で終わらせてきました。3日坊主も10回やれば1ヶ月(だったかな)という植木希恵さん*1の言葉に何回救われたことか。
話がそれましたが、書く習慣化は書くことを内省と行動を相互循環させるための3ヶ月サイクルでの振り返りです。3ヶ月単位の振り返りは私は今までしたことがない手法です。四半期ごとの振り返りなのでクォータージャーナリングという名も付けられていました。
振り返り、みなさんどうですか。私は苦手です。自分がダメだったところを再度認識して自分を責めてしまうので気が進みません。それこそ随分前に植木希恵さんが毎朝のインスタライブでお話ししていた自分に検察官をつけている人が多いという話を思い出しました。
自分の中に自分の検察官をつけて自分を責める敵にするのではなく、自分を助けて応援してくれる自分の弁護士をつけたほうがいい
自分を責めすぎて振り返りできなくて、自分の行く先を自分で決められないのって本末転倒ですよね。自分を受容する振り返りができるようになりたいです。
感情ジャーナリング始めてみます
「書く瞑想」を読んで、気持ちも盛りがってきたので感情ジャーナリングを始めてみようと思います。まずはSTEP1から。形から入りたいタイプなので書く瞑想用に365デイズノートは注文してみました。書く片付けは自分軸手帳の目標と振り返りページを使ってみます。書く習慣化は3ヶ月続いたらどこに書くかを考えることにします、笑。まずは1クール3ヶ月は続けることを目標に。続けられたらまたこちらのブログで結果をご報告します。
*1:きらぼし学舎代表。私はきらぼし study online(オンラインで学ぶ!働くママのための「効率の良い生き方」心理学・マインドマップ|きらぼしstudy online)の「お母さんのための心理学講座」を受講していて、心の拠り所になっています